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連載!身近な民間薬

−第1回−
イチョウ(ぎんなん) 生薬名 銀杏(ぎんきょう) イチョウ科
 イチョウの祖先は恐竜より古いといわれています。現在、街路樹でよく見かけますが、原産は中国です。種子は完熟して落ちたものを用います。葉は5〜9月に緑色のものをとり、小さく切って2〜3日天日で乾燥させて用います。
1: 風邪の咳、たん、強壮に…ギンナンは茹でたり焼いたりして食べます。(食べすぎには注意)
2: 葉の煎じ液はしもやけに塗るとGOOD!
最近、イチョウの葉はドイツで、高血圧症や老人性痴呆などに用いられています。
 
採取のマナーに気をつけよう!
根や全草を採る場合は、根こそぎ採ることはやめて、一部は残しておくか、株分けして一株は埋めておくようにしましょう。あとの人の為に自然保護を。
初めて用いる時は専門家に相談を
間違って用いると危険の場合もありますのでよく調べてから用いて下さい。
服装と必要な道具のチェック
リュックサック、シャベル、手かご、剪定ばさみ、シャベル、風呂敷、タオル、ヤッケ、新聞紙、記録ノート、筆記具、ビニール袋、ナイフ、応急薬品、バンソウコウ、筆記具など
●薬草を楽しむワンポイントアドバイス
煎じる容器
 容器には土瓶がもっとも理想的です。他に銅製や耐熱ガラス製のものでもかまいませんが、鉄製やアルマイト製は避けてください。また“自動煎じ器”もあります。
薬草風呂に使う袋
 袋は細かいメッシュのものを使いましょう。 ゴミが出ずに薬草の有効成分が出ますので、一番適しています。 ※袋は薬局でも販売しています。
(1) 水500〜600ccに薬草10〜20g(一日量)を入れます。
 
(2) 半分になるまで煮つめたら茶こしでこします。
 
(3) 一日三回に分けてお召し上がりください。